バナジウムの効能

近年、富士山麓から湧き出る水などがミネラルの一種「バナジウム」を豊富に含有していて、おいしい水としてよく市販されています。

この「バナジウム」を含む水の特徴としては、ミネラルをバランスよく含み、吸収率のよい点が挙げられます。

実際、この水を飲み始めると、トイレに行く回数が増えると報告されています。

吸収率のよい水を飲むことで、体内にたまった毒素や老廃物の排出作用が高まり、それに付随して代謝も活発になるからでしょう。

このバナジウム水を常飲している地域(富士山麓)では、糖尿病の人が圧倒的に少ないというデータも出ており、ますます注目されています。

これは、富士山の岩石が、バナジウム含有量の非常に多い「玄武岩」が主体となっていることと深く関係しています。

このような特徴を持った山は、世界広しといえども、他に類を見ません。玄武岩を含む山は他にもありますが、標高が低いため、バナジウムが雨水や雪解け水に十分浸透していかないからです。

バナジウムの濃度ですが、高ければいいというものではありません。

1リットルあたり50μgぐらい含まれていれば十分でしょう。

むしろ、続けて飲むことの方が重要のようです。

ちなみにバナジウムは1830年、スウェーデンの科学者セブストレームが発見した原子番号23の元素で、北欧の美と愛の女神「バナジス」にちなんで名付けられたんですよ。